電マって、ちゃんと医療機器らしい。ついでにFANZAで数えてみた
2026-10-12
先にびっくりしたことから書きます。
いわゆる「電マ」、家庭用の電気マッサージ器って、法律の上では「管理医療機器」なんだそうです。クラスII。
医療機器。
……かっこいい響きだな。
肩こり用の、ヘッドが丸いあのやつ。茨城県の資料にも、管理医療機器の例として「家庭用電気マッサージ器」がふつうに載っていました。人工呼吸器みたいな重い機器よりはリスクの低い区分、という位置づけらしいです。
売るときは届出がいるし、「何に効きます」と書ける範囲もきびしく決まっているとか。(取扱説明書を最後まで読んだ人、世の中にどのくらいいるんだろう)
ちなみに「電マ」というのは正式な名前じゃなくて通称。医療機器まわりの会社のサイトでも、「通称」としてさらっと出てきます。
で、ここ(すけべクラブ)の話。
大人向けの動画のジャンルに「電マ」があるのは、まあみんな知ってる。じゃあ実際どのくらい多いのか、急に気になったので、うちのデータべースで数えてみました。FANZAの作品だけで約48万本ぶん入っています。
結果、「電マ」のジャンルが付いている作品は10,653本。FANZA全体の2.2%くらい。
……多いのか少ないのか、これだけだとよくわからない数字ですよね。
なので年ごとに並べてみました。ここからがちょっとおもしろい。
2008年 → 511本
2009年 → 814本
2011年 → 860本 (全体の4.6%。ここがピーク)
2013年 → 372本 (前の年の759本から、半分以下に)
2018年 → 284本 (1.3%。いちばん少ない年)
2025年 → 1,151本 (3.3%。本数だけなら過去最多)
波があるんです。いちど引いて、また戻ってきてる。
2013年のがくっとした落ち込みは、ブームが去った、というより、FANZA側のタグのつけ方が変わったんじゃないか……という気もしています。証拠はなし。ただの勘です。
あと2003〜2007年がほぼゼロなのは、そのころこのジャンル自体がなかったのか、あとからタグが付かなかっただけなのか、データを見てもどっちかわからない。
もうひとつ、寄り道。
「拷問」というタグは電マのことだ、という説明をネットで見かけたことがあって、ほんとかなと思って重なりを数えてみました。
「拷問」が付いているFANZAの作品は2,699本。そのうち「電マ」も付いているのは247本です。
1割ない。9%くらい。
あれ、ってなりました。「拷問=電マ」と言い切るのは、ちょっと言いすぎかもしれません。このへんは、もう少し丁寧に見たほうがよさそう。
(ちなみに「電気あんま」という言葉は、子どものいたずらの名前としても昔から知られていて、そっちは起源がはっきりしないそうです。名前のもとは電気マッサージ器、という説明は見かけました。こっちの話は今回はやめておきます)
最後にどうでもいい計算を。
2025年の1,151本を日割りにすると、1日あたり3本ちょっと。
毎日どこかで、新しい電マ作品が出ているということになります。
医療機器なのに。